第7話 笑いで涙を吹き飛ばす

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こんにちは、吉田ウメです。

上の写真は、ぼくの母、たまちゃんです。

たまちゃんも、動物病院に入院・通院を

繰り返していました。

 

 診察や検査が終わって、

たまちゃんを待合室に連れてきてくださる時、

動物看護士の皆さんは、必ず、

たまちゃんに、いやされました~!」と

おっしゃいました。

 

たまちゃんだけ、

どうしてそんなにほめられるんだろう??

不思議に思ったぼくの人間の姉。

看護士さんにおうかがいすると、

 

「たまちゃんは、私たちが遠くにいても、

目が合うたびに、

ケージの中からゴロゴロと言ってくれるんです、

それで私たちがいやされるんです」

 

(たぶん、こんな感じです↓↓↓ゴロゴロゴロ)

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そして、どんな検査や治療にも

動じない」のがすごい、と言われていました。

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でも、たまちゃんが気力を維持して

闘病できたのは、

動物病院の方々の色々な工夫のおかげです。

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たとえば、上の「ドラえもん」仕様の服。

乳がん手術の傷跡をなめないように

動物病院の皆さんが作ってくださったものです。

 

人間の家族は、

心配のあまり涙もろくなりがちです。

でも、おろおろしている家族の姿を見ると、

ぼくたちも心配してしまいます。

 

だから、

笑いで涙を吹き飛ばしちゃう工夫が、

大切なんですね。