第229話 回復の兆し

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こんばんは、吉田ウメです。

「お留守番だな」と思うと、ぐったりしてしまいました。

そんなぼくを、妹のななちゃんは見守っていました。

 

 

 

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夜になりました。

ミニバラが咲いていました。

 

 

 

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やっと晩ゴハンの用意ができました。

急いで食べなくては!

 

 

 

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「お留守番、大変だったね!」と

ななちゃんが褒めてくれました。

 

 

 

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「まあ、大したことはなかったよ」と答えておきました。

しばらくして、「ゴハンがまだあるかしら?」と

ゴハンマシンまで行きましたが、

残念ながらありませんでした。

人間の家族は

「可哀想だけど、食べさせてはダメ! 

でも食欲があるのは良いことね!」

と話していました。

ぼくは、その後、眠りました。