第282話 明日を信じて

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こんばんは、吉田ウメです。

朝ゴハンは、少ししか食べられませんでした。

元気のないぼくの様子を心配して、

人間の家族が、ぼくに点滴をしました。

 

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夜になりました。

晩ゴハンの時間を楽しみにしていましたが、

やはり、少ししか食べられませんでした。

 

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気分が良くなるかと思って

お気に入りの壁を舐めてみました。

少しだけにしておきました。

 

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元気な妹のななちゃんは、

肉球の手入れをしています。

  

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「やはり、歯茎の調子が悪いのかしら」と

人間の母が、しばらくぶりに

サプリメント系のお薬を塗りました。

 

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明日には歯茎の調子が良くなって

モリモリとゴハンが食べられるといいな!と

楽しみにしています。